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GPU・LLM・MLOps・Kubernetes、そしてマインドセット · 3508 件
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RISC-V RVA23 プロファイル — ディストリはベースラインを上げたが、ハードウェアはまだ届いていない
RVA23は2024年10月21日に批准されたRISC-Vアプリケーションプロセッサ向けプロファイルで、RVA22ではオプションだったベクトル拡張(V)とハイパーバイザ拡張(H)を初めて必須にしました。これが重要な理由はRISC-Vの慢性的な問題である断片化です — バイナリ配布が頼れる共通項がなければ、誰もベクトルコードを標準搭載できません。UbuntuはRVA23S64を25.10から最小ベースラインに引き上げ、26.04 LTSを
2026-07-16 · 28 分で読めます #risc-v#rva23#ubuntu#toolchain#cpu-architecturePython 3.15のabi3t — free-threadedビルド向けstable ABIが解く問題と、その代償
PEP 779でfree-threadedビルドは3.14で実験扱いを脱しましたが、デフォルトビルドとなるPhase IIIの手前には、インタプリタ性能以外にもう一つ課題がありました — 配布です。free-threadedビルドではstable ABI(abi3)が使えず、C拡張の作者はPythonバージョン×スレッディングモードごとにホイールを別々に用意する必要がありました。PEP 803はこの穴をabi3tというstable AB
2026-07-16 · 22 分で読めます #python#free-threaded#cpython#concurrency#pep-703React Compiler が Rust に移植された — マージされたもの、まだのもの、そしてその「10倍」という数字
2026年6月9日、React CompilerをRustに移植したPR 36173がfacebook/react mainにマージされました。461ファイル、12万行を超えるコードが入り、「Babelプラグインとして3倍、変換ロジック自体は約10倍速い」という数字がすぐに生態系を駆け巡り始めました。ところがPR本文で著者のJoseph Savona本人は、その数字について「性能数値はAIが出したもので、ベンチマーク設定の検証にはあまり
2026-07-16 · 32 分で読めます #react#rust#compiler#performance#frontendsched_ext サブスケジューラ — カーネル7.1に半分だけ届いたcgroup別スケジューラ
Linux 7.1(2026年6月14日)で、schedextにcgroupサブスケジューラのサポートが入りました。狙いは明確です — cgroupツリーのどこにでもBPFスケジューラを付け、親スケジューラが子にCPUを動的に配分することで、コンテナやアプリケーションドメインごとに自分のワークロードに合ったスケジューリングポリシーを走らせることです。動機はcpusetのハードパーティショニングが与えられない柔軟性であり、マルチテナントマ
2026-07-16 · 22 分で読めます #linux#kernel#scheduler#cgroups#bpfネイティブヒストグラムはstableになったのに、なぜまだオンにできないのか
2022年11月にv2.40で実験機能として登場したPrometheusのネイティブヒストグラムは、2025年12月の3.8.0でstableになり、2026年7月1日にリリースされた3.13がこの機能をstable状態で含む最初のLTSです。既存の3.5 LTSは2026年7月31日にサポートが終了するため、LTSトラックに乗る組織にとって今がまさに決定の時点です。ただし「stable」という言葉が保証する範囲は思ったより狭く、依然と
2026-07-16 · 30 分で読めます #prometheus#observability#native-histograms#metrics#monitoring2026年10月11日、ルートKSKが変わる — 今ルートゾーンに実際に入っているもの
DNSSECの信頼アンカーであるルートKSKが、2026年10月11日にKSK-2017からKSK-2024へ切り替わります。ほとんどのリゾルバにとってこれはRFC 5011のおかげで何も起きない出来事ですが、トラストアンカーを更新できなかった検証リゾルバにとっては、その日すべての問い合わせがSERVFAILで死ぬ崖です。本稿はルートゾーンを直接問い合わせて今何が入っているかを確認するところから始め、8段階6年のロールオーバー日程、RF
2026-07-16 · 47 分で読めます #network#dns#dnssec#security#protocolProtobuf Edition 2026 ― 締め付けられる3つのデフォルトと、protocが初めて強制するスキーマサイズ上限
2026年7月13日、protobuf.devにEdition 2026の発表が掲載されましたが、そこから4日前の7月9日にはすでにv36.0-rc1が公開されていました。Edition 2026は新しい文法を一つも追加しない代わりに、3つのデフォルト値を締め付けます — 名前衝突の禁止(STYLE2026)、シンボル可視性STRICT、そしてprotocが史上初めてスキーマサイズの上限を強制するenforceprotolimits(メ
2026-07-16 · 31 分で読めます #grpc#protobuf#api-design#serializationPQ証明書がまだ来ない理由 — ML-DSA署名サイズ、10kBの壁、そしてMerkle Tree Certificates
ポスト量子移行では、鍵交換(暗号化)はすでにかなり進んでいますが、証明書と署名の側はまだスタートラインです。理由は暗号理論ではなくサイズです — FIPS 204が定めるML-DSA-44署名は2,420バイトで、ECDSA P-256の64バイトよりはるかに大きく、今日のWebハンドシェイクは署名5個と公開鍵2個を運ぶため、そのまま置き換えると認証データだけで1万バイトを超えます。Cloudflareが2021年に実測したところでは、
2026-07-16 · 38 分で読めます #security#post-quantum-cryptography#tls#webpki#certificatesRedis 8.8 の Array 型 — ストリーム以来初めて増えたコア型、そして Valkey にはないもの
2026年5月、Redis 8.8とValkey 9.1が6日違いでリリースされました。Redis 8.8にはantirez自身が作った新しいコアデータ構造Arrayが入りました — インデックス自体が意味を持つデータ(センサーの分単位スロット、予約システムの座席番号、ファイルの行番号)のための疎インデックスコンテナで、コマンド18個とスライス方式の疎エンコーディング、サーバーサイド集計や正規表現grepまで含みます。server.hの
2026-07-16 · 26 分で読めます #redis#valkey#data-structures#performance#open-sourceOTelのKubernetes属性がstableになった — k8sattributesのデフォルトが反転する前にすべきこと
OpenTelemetryのKubernetesセマンティック規約は、2026年6月12日のsemconv v1.42.0でstableに昇格しました。ところがCollectorのk8sattributesプロセッサはいまだデフォルトが旧スキーマ(v0)のままなので、大半の人には何も起きていません。問題はこれが恒久的ではないという点です — Collector RFCが定めたロールアウトどおりなら、フィーチャーゲートがbetaに上がった
2026-07-16 · 22 分で読めます #opentelemetry#observability#kubernetes#semantic-conventions#telemetry-pipelineパスキーの可搬性は半分しか届いていない — CXFは標準になったが、CXPはいまだ2024年のワーキングドラフトのまま
FIDOの資格情報交換仕様は2つに分かれています。何をやり取りするかを定義するCXFは2025年8月14日にProposed Standardとなり、2026年3月9日にはerrataも出ましたが、どうやり取りするかを定義するCXPはいまだ2024年10月3日のワーキングドラフトで止まっています。そのドラフトは自身について「いかなる実装の根拠とすることも意図していない」「いかなる公式な地位も持たない」と記しています。ところがCXFが運ぶ
2026-07-16 · 30 分で読めます #security#passkeys#webauthn#fido#standardsPySpark 4.2、Python UDFがデフォルトでArrowに乗る — 型強制変換225マスのうち132マスが変わる話
2026年7月14日にリリースされたApache Spark 4.2.0は、SPARK-54555でspark.sql.execution.pythonUDF.arrow.enabledのデフォルト値をfalseからtrueに反転させました。ベンダーブログはこれを「コード書き換えなしでより速いカラム経路が使える」と紹介していますが、リリースのどこにもArrowとpickleの速度比較の数値は公開されていません。そして本当の論点は速度では
2026-07-16 · 27 分で読めます #spark#python#arrow#data-engineeringNix 2.35がフレークのソースをstoreにあまりコピーしなくなった — 6年8ヶ月かかったイシューと、アップストリームがlazy treesの代わりに選んだ道
2026年7月13日にタグ付けされたNix 2.35.0の最初のハイライトは「Sources are copied to the store more lazily」です。この一行が閉じたイシュー3121は、2019年10月7日にEelco Dolstra本人が開き、2026年6月9日に閉じられました — 2,437日。興味深いのは、実際にマージされたものがDolstraのlazy treesではなかったという点です。彼のPR 6530
2026-07-16 · 25 分で読めます #nix#reproducible-builds#build-systems#developer-experience#open-sourceLoRAのrankを変えたら学習率も変えるべきか — μA(2026)が分けた二つのレジーム、そしてその測定の限界
LoRAでrankを変えると最適学習率を探し直す必要があるという通念と、「1/rスケーリングを使えば学習率はrankと無関係になる」という通念が、実務では同時に流通しています。2026年2月にarXivへ投稿されたμA(Maximal-Update Adaptation)論文は、この二つがどちらも正しいと言います — ただし、どのα規約とどの初期化を使うかによって。本稿では、μAが導いた二つのレジーム(ηがrankの-1/2乗に比例する
2026-07-16 · 33 分で読めます #llm#lora#fine-tuning#peft#trainingPD分離はスループットを増やさない — プリフィル/デコード分離が実際に買うもの
プリフィルとデコードを別々のGPUに分けるPD分離は、2026年にvLLM・SGLang・TensorRT-LLMすべてに入った設計ですが、どこを見ても「2倍から7倍」という数字ばかりが出回っています。ところがvLLM公式ドキュメントは同じ機能について「分離プリフィルはスループットを改善しない」と大文字で明記しています。実は両方とも正しいのです — そのベンダー数値はすべて、スループットではなくgoodput(SLOを守った処理量)か、
2026-07-16 · 29 分で読めます #llm#ai#inference#kv-cache#vllmPostgres 19の pg_plan_advice — ヒントを拒み続けてきたプロジェクトが出した妥協案
PostgreSQLプロジェクトは長年、オプティマイザヒントを拒んできました。ところが2026年6月4日に出たPostgreSQL 19 Beta 1に、Robert Haasが作ったpgplanadviceとpgstashadviceがcontribモジュールとして入りました。これはオラクル式のヒントではありません — アドバイスはSQLの外に生き、プランナーを置き換えるのではなく探索空間を狭めるだけで、ドキュメントの表現どおり「コア
2026-07-16 · 26 分で読めます #postgresql#query-planner#query-optimization#database#performanceKotlin Swift export が Alpha になった — Objective-C の橋を撤去中だが、まだ渡ってはいけない
Kotlin Multiplatform が iOS で払ってきた最大の税は Objective-C の橋でした。Kotlin コードが Swift に渡るには必ず Objective-C ヘッダーを経由する必要があり、その過程で Int? は KotlinInt にボクシングされ、ジェネリクスはクラスにしか残らず、suspend 関数はコンプリーションハンドラーになりました。Swift export はその中間の橋をなくし、Kotli
2026-07-16 · 30 分で読めます #kotlin#kotlin-multiplatform#swift#ios#compilerMySQL 9.7 の次のバージョンは 26.7 — 2026年春、MySQLとMariaDBがリリースモデルを整理した方法
2026年4月21日、MySQL 9.7.0がGAとなり、8.4以来ほぼ2年ぶりに新しいLTSラインが開かれました。同じ月、MySQL 8.0はExtended Supportが終了しSustaining Supportへ格下げされています。そして6月16日、Oracleはバージョン番号をYY.M形式のカレンダーバージョニングに切り替えると発表し、9.7の次の革新(Innovation)リリースは9.8ではなく26.7になりました。Ma
2026-07-16 · 34 分で読めます #mysql#mariadb#database#versioning#devopsAWS Lambda MicroVMs — エージェントが書いたコードをVM分離で実行するということ、そしてスナップショットが生む新しい問題
AWSは2026年6月22日にLambda MicroVMsをローンチしました。FirecrackerのマイクロVMをサービスとして売る製品で、狙う市場は明確です — ユーザーやAIが生成したコードをテナントごとに隔離して実行すること。コンテナが抱えるカーネル共有の問題をVM境界へと押しやり、起動の代わりにあらかじめ作っておいたFirecrackerスナップショットから復帰することで起動遅延をなくします。ところが、そのスナップショットこ
2026-07-16 · 30 分で読めます #security#firecracker#microvm#aws-lambda#sandboxingOpenTofu 1.12の動的prevent_destroy — lifecycleの静的制約が緩んだ場所と、その代償
Terraformのlifecycleブロックは設計上リテラル値しか受け付けません。依存関係グラフを構築する段階で処理されるため変数を評価する時点にまだ達していない、というのがHashiCorp文書の説明で、「変数を使わせてほしい」という要望は2016年からありました。OpenTofu 1.12(2026年5月14日)はpreventdestroyの評価を設定ローダーから言語ランタイムへ移すことでこの制約を緩め、同じリリースで状態からの
2026-07-16 · 23 分で読めます #opentofu#terraform#iac#devops#state-management